転職活動が「仕事探し」じゃなくて「軸探し」なんだと実感しました。
現場を回す側から、事業を動かす側へ。
29歳 / 男性 / 私立大学 建築学部出身
- Before
- 大手ゼネコン 施工管(集合住宅中心/現場統括)
- After
- 大手総合系コンサルティングファーム (AI/DX領域)

転職を考え始めた背景
前職では、集合住宅を中心に施工管理を担当していました。 安全・品質・工程はもちろん、近隣対応まで含めて一気通貫で見ていて、「建物が形になる瞬間」はやっぱり特別で、現場を回す面白さは大きかったです。資格も一級建築士を取って、建築の領域でちゃんと積み上げてきた実感はありました。 一方で、日々現場にいる中で、テレビやニュースで世の中の動きを見たときに「現場以外のこと、全然知らないな」と感じる瞬間が増えていったんです。 専門性が深い分、どうしても視野が現場の中に閉じがちで、「このまま現場一筋でいいのか?」みたいな問いが、ずっと頭の片隅に残っていました。 決定的だったのは関西への転勤の話が出たタイミングです。 長期的に自分の将来を考え直して、「一歩外に出るなら今かも」と思いました。社内異動で設計側へのチャレンジも一度は考えたんですが、現実的に難しくて、「会社の中でできることには限界がある」と腹落ちしたのが転職の起点でした。
意思決定におけるMELIUSの関わり
最初から「コンサル行きたいです」だったわけでは正直なくて、当時は「変えたい気持ちはあるけど、何をしたいかは曖昧」でした。 一番大きかったのは、求人を並べる前に、田中さんが「中長期でどうありたいか」を丁寧に掘ってくれたことです。 転職活動って、条件や会社を探す作業だと思いがちなんですが、僕の場合はそこで初めて「これは軸を探すプロセスなんだ」と気づきました。 実際には、転職先の話に入る前に、何度も対話を重ねました。 「3〜5年後、どんな価値を出していたいのか」「そのために何が足りていないのか」「どんな環境なら成長できるのか」みたいな問いを、こちらの言葉になりきらない感覚も含めて拾ってもらいながら、一緒に整理していった感じです。 印象に残っているのは、対面でお会いして時間をかけて話していたときに、ふと自分の中で「あ、これが本音だ。すっと違和感なく言葉にできる」という感覚になった瞬間があったことです。そこから意思決定が進んだ気がします。 あと、未経験で不安が強かったので、田中さんの実体験ベースの話が助かりました。 「コンサルってキラキラだけじゃなくて結構ドロ臭い」「どういう瞬間がきついか」みたいな話を具体的に聞けたので、変に理想化せずにイメージできました。
意思決定までのプロセス
今振り返ると、いきなり転職活動に突っ込んだというより、少しずつ段階がありました。実は1年くらい前にも一度相談していて、そのときは「いきなり外に出るより、まず社内で選択肢を見てみた方がいいかもしれない」という結論になっていました。僕自身も当時はそこまで覚悟が固まっていなかったと思います。 そこから実際に社内異動を含めて動いてみたんですが、現実的に難しい部分があり、「会社の中でできることには限界がある」というのがはっきりしました。そこで初めて外を見よう、と腹が決まった感じです。 転職活動に舵を切ってからは、不安は正直かなりありました。未経験ですし、転職自体が初めてで、家族もいる。だからこそ、職務経歴書を一緒に作り込んだ時間が大きかったです。 「現場の経験」をそのまま書いても伝わらないので、どういう強みとして捉えると刺さるのか、どこまで具体に書くのか。自分一人だと絶対にここまでできなかったと思います。 書類を整理する過程で、自分の経験を言語化できたのも良かったです。面接対策というより、まず自分の中で「何をやってきたのか」が整理されていく感覚がありました。 最後に一歩踏み出せたのは、最終的には妻の一言でした。悩んでいる期間にいろいろ話していたら、「そんなに話してるなら、たぶん行きたいんでしょ。行きなよ」と背中を押してくれて、そこで決断できました。
これから転職を考える方へ
施工管理や技術職の経験って、「その業界でしか使えない」ように見えるかもしれません。 でも実際は、多数のステークホルダーを巻き込み、制約の中で最適解を出し、現場を前に進めるという意味で、やっていることの構造は意外と共通していると感じています。 未経験で不安があるのは普通ですし、僕も最初は相当ありました。 ただ、やってきたことをちゃんと「翻訳」して整理すると、選択肢は思っているより広がる。迷っているなら、まずは誰かに話してみるところからでいいと思います。 また、実際に入社してみると、もちろん、良い面も大変な面もあります。 コンサルって「アサインされないと仕事がない」という意味でサバイバル感が強くて、そこは前職との大きな違いで苦労しています。一方で、研修やOJTでAI領域に触れられたり、周りの方が助けてくれたりして、未経験でも挑戦しやすい環境があるのは前向きに感じています。 今の目標は、「AI×建築」です。建築の現場経験と、これから積むAI案件の経験を掛け合わせて、数年後にはこの領域の中心で価値を出せる存在になりたいと思っています。
支援担当からのメッセージ

この度はご転職おめでとうございます。 初めての転職、かつご家庭もある中での意思決定だったからこそ、言葉になりきらない不安や迷いも含めて、丁寧に整理しながら進めてこられたことが印象的でした。施工管理で培われた「多くの関係者を巻き込み、制約下で前に進める力」は、環境が変わっても必ず武器になります。これから「AI×建築」というテーマで一段と挑戦が広がっていくこと、引き続き応援しています。